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SICF16

SICF16 開催概要


 

A日程: 2015年5月2日(土)− 3日(日・祝)
B日程: 2015年5月4日(月・祝)− 5日(火・祝)

 

会場: スパイラルホール(スパイラル3F)

主催: 株式会社ワコールアートセンター
協賛: 東京リスマチック株式会社
協力: CLIP、株式会社ステージフォー、ソケット株式会社
企画制作: スパイラル
グラフィックデザイン: FORM:PROCESS

 

次代を担うクリエーターの発掘・育成・支援を目的としたアートフェスティバル「SICF16」(第16回スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル)を、スパイラルホールで開催します。
公募によって選出された、様々な表現の若手クリエーター100組が一堂に会し、各々の展示ブースでオリジナリティあふれるプレゼンテーションを展開します。そして、日本のカルチャーシーンを牽引する審査員によって、グランプリ、準グランプリ、各審査員賞を選出、さらに来場者の投票によってオーディエンス賞を決定し、各賞を授与します。

 

 

SICF16(第16回 スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル)

 

会期
A日程:2015年5月2日(土)− 3日(日・祝)11:00 – 19:00
B日程:2015年5月4日(月・祝)− 5日(火・祝)11:00 – 19:00
※両日程ともに50組2日間ずつ

 

出展者
出展者一覧はこちら

 

会場
スパイラルホール(スパイラル3F)
〒107-0062東京都港区南青山5-6-23
東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」駅B1、B3出口すぐ

 

入場料
一般700円/学生500円
※入場チケットの半券をお持ちいただくと2日目以降は300円でご入場いただけます。
※中学生以下は入場無料

 

主催:株式会社ワコールアートセンター
協賛:東京リスマチック株式会社
協力:CLIP、株式会社ステージフォー、ソケット株式会社
企画制作:スパイラル
グラフィックデザイン:FORM::PROCESS
お問い合わせ:03-3498-1171(スパイラル代表)

 

 

審査員


 

倉本美津留(放送作家)
世界を平和に導く行為、それがアートだと思っています。参加する表現者の皆さんは、自分にしかできないオリジナリティー満載の作品で勝負してください。独創的な発想で鑑賞者を刺激して、人間のオモシロ脳には限界がないことを証明してください。遠慮せずに「なんちゅうアホな発想やねん!」とツッコマレてください!目指せ人類皆アーホ!そこに世界平和がある!!

【プロフィール】
放送作家。「ダウンタウンDX」Eテレのこども番組「シャキーン!」などを手がける。こんなの見たことない!という感覚をもたらしてくれるアート作品を、大阪弁の褒め言葉とかけて「アーホ」と提唱。同タイトルのアート番組も企画構成している。これまでの仕事に「ダウンタウンのごっつええ感じ」「M-1グランプリ」「伊東家の食卓」「たけしの万物創世記」他。またミュージシャンとしても活動。近著に「明日のカルタ」など。

 

 

佐藤尊彦(BEAMS プレスマネージャー)
異なる環境で育ちながらも、インターネット上の同じコンテンツから影響を受けることで、世界の感覚の格差が徐々に小さくなりつつあります。また一方で、生まれた環境や学んだ環境、作品制作する環境のミックスが、その表現者のオリジナリティを形成しています。広い視野で世界を捉え、自身のオリジナリティを通じて表現された作品に出会えることに期待します。

【プロフィール】
カジュアルからモード、ラグジュアリーまでファッションを幅広く網羅し、カルチャー、音楽、アート、雑貨、インテリアとライフスタイル全般を提案するBEAMSのプレスマネージャー。またファッションやカルチャーを中心に、国内外の書籍や雑誌のバイイングも行う。

 

 

紫牟田伸子(編集家/プロジェクトエディター)
新しい概念を見つける̶̶それはアートでもデザインでも同じだと思います。社会を自分というフィルターを通してどう見るのか、それをどう表現したり商品にしたり、仕掛けていくのかに挑戦していただきたいと思います。パワー満載の作品に出会えるのを楽しみにしています。

【プロフィール】
東京生まれ。美術出版社『デザインの現場』『BT/美術手帖』編集部、日本デザインセンターを経て、2011年9月よりフリー。「モノコトの編集」を軸に、商品企画、展示企画、プロモーション戦略、コミュニケーションデザイン戦略などを幅広く手がける。主な著書にに『カラー 版:日本デザイン史』(共著/美術出版社)、『シビックプライド:都市のコミュニケーションをデザインする』(共著/宣伝会議)、『クリエイティブ・コミュニティ・デザイン』(共著/フィルムアート社)、『編集学:つなげる思考・発見の技法』(単著/幻冬舎)など。多摩美術大学情報デザイン学科ほか非常勤講師。

 

 

三木あき子(元パレ・ド・トーキョー [パリ]、チーフ/シニア・キュレーター)
単に、視覚的に新しかったり眼を引くだけでなく、表現者の深い思索や突出したエネルギー、伝えたいメッセージが明確に見てとれ、益々混沌とする世界の複雑さや人間存在について異なる視点や考え方を示唆したり、我々の価値観を変えてくれるようなイマジネーションに溢れた作品に出会えることを期待しています。

【プロフィール】
キュレーター。2000年から2014年までパレ・ド・トーキョー(パリ)、チーフ/シニア・キュレーター、ヨコハマトリエンナーレ2011、アーティスティック・ディレクター、D2アートプロジェクト、コ・ディレクター等を歴任し、アジア、欧州にて数多くの展覧会を手掛ける。『Araki, Self/Life/Death』(Phaidon Press)や2011年DAM建築本賞を受賞した『Insular Insight』(Lars Muller Publishers)等、共著・共編も多い。現在は、森美術館、横浜美術館ゲスト・キュレーター、ベネッセアートサイト直島インターナショナルアーティスティックディレクターを兼任。

 

 

皆川明(minä perhonen デザイナー)
コロンブスの卵の様な、誰もができて誰もしていなかったことを新しい視点で提示してほしい。アートやデザインは誰でもできる。その価値は多面的であるし、それが価値としてすぐに社会や人の共感や必要に繋がるとは限らない。それは熟成が必要なものもあるし、本質的に足りないこともある。作り手は自分を信じて、そして疑って進むだけ。
【プロフィール】
独自のストーリー性のあるスケッチや図案から、織・刺繍・プリントなど、多様な技術を用いて、国内外の産地と連携しながらテキスタイルを開発している。世界的なテキスタイルメーカーであるデンマークのkvadrat社、英国LIBERTY社をはじめ、様々なメーカーに自身のデザインを提供。
近年では、家具やテーブルウェアなどのインテリアプロダクトやステーショナリーなど、ファッションの領域を超えたプロダクトデザインも発表している。

 

 

岡田勉(スパイラル チーフキュレーター)
SICF は、未だ世に出ていない若手クリエーターがより多くの方の眼に触れ、コミュニケーションを取る事ができる機会を創出しようと始まったジャンルの垣根を設けない公募展である。様々な事象がめまぐるしく起こる現代。表現の幅も方法も多様化してきたが、新たな価値観という面においては、やや閉塞感を感じざる得ない。こういう時代だからこそ、既存の枠にとらわれない、時代を切り開くほどのエネルギーに満ちた表現を期待している。

【プロフィール】
88年(株)ワコールアートセンター入社。同社が運営する複合文化施設スパイラルのギャラリー担当。現在は同チーフキュレーター兼アートプロデュースマネージャー。 スパイラルで行われる現代美術展の企画、プロデュースを始め、他の施設のための展覧会企画、パブリックアートのプロデュースなどを手がける。05年に行われた「愛・地球博」の公式アートプログラム事業のキュレーターを務めた。09年から横浜市の「象の鼻テラス」のアートディレクターに就任。
スパイラル  http://www.spiral.co.jp
象の鼻テラス http://www.zounohana.com/

 

 

受賞者


グランプリ: 神楽岡久美
準グランプリ: 上路市剛
準グランプリ: 宮ヶ丁渡
アーホ!賞 : amano yumi
佐藤尊彦賞: 村田実莉
紫牟田伸子賞: 小池奈緒
三木あき子賞: 瀬川辰馬
皆川明賞: FUKILAU
スパイラル奨励賞: 後藤宙
オーディエンス賞: 関川こうじ