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審査員

SICF20 EXHIBITION

アストリッド・クライン/建築家

金澤韻/現代美術キュレーター
倉本美津留/放送作家
菅野薫/株式会社電通 CDC / Dentsu Lab Tokyo エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター/クリエーティブ・テクノロジスト
大田佳栄/スパイラル チーフキュレーター

 

SICF20 PLAY

岡見さえ/舞踊評論家

栗栖良依/SLOW LABEL ディレクター
山城大督/美術家・映像ディレクター

※その他の審査員は決定次第随時、SICFウェブでお知らせします。


 

アストリッド・クライン

建築家

 

アートは人の心を高揚させる素晴らしいもの。

巧みに生み出されたアートは見るだけで心奪われ豊かな気持ちになるし、

今日の社会を批判的に表現したアートを見ると、これからの未来に希望を感じたりもする。

アートは純粋に本質でも、ちょっとした「ひねり」でも楽しめる。

あなたのアートで私を驚かせて!

 

PROFILE

クライン ダイサム アーキテクツ(KDa)の代表。イタリア・バレーゼ生まれ。ロンドンのRCA(ロイヤル・カレッジ・オブ・アート)修了後、1989年に来日。伊東豊雄建築設計事務所を経て、1991年にマーク・ダイサムと、建築、インテリア、家具、インスタレーション、イベントなど多岐に渡り活動を行うKDaを設立。代表作には、代官山T-SITE/蔦屋書店 (2011)、GINZA PLACE (2016) 、Open House(バンコク, 2017)などがある。武蔵野美術大学の客員教授や伊東豊雄が主催する子ども向けの建築塾の講師として教鞭を執る他、バークレー大学をはじめ世界各国でのレクチャーや建築・デザイン関連の国際会議などにも招かれている。現在世界約1,100都市以上で開催されるクリエイティブイベント「PechaKucha Night」の創設者でもある。

 


 

岡見さえ

舞踊評論家

 

パフォーミングアーツは、その瞬間にしか存在しないもの。けれども世界に一つだけの身体を使って、いま・ここで観客と繋がることができれば、未来にも、永遠にも生き続けるパラドクサルなアートです。SICF20回の節目の年、スパイラルガーデンで伝説が誕生するのを楽しみにしています!

 

PROFILE

東京都出身。トゥールーズ・ミライユ(現ジャン・ジョレス)大学および上智大学にて博士号(文学)。2003年より『ダンスマガジン』(新書館)、産経新聞、朝日新聞、読売新聞などに舞踊評を執筆。日本ダンスフォーラムメンバー(JaDaFo)、2017年、2018年、2019年横浜ダンスコレクションⅠ審査員。舞踊、文学関連のフランス語翻訳も手がけ、フランス語、フランス文学、舞踊史を慶應大学他にて教える。


 

 

金澤 韻

 

現代美術キュレーター

 

SICFは”クリエイター”を対象にしているのがいいですよね。枠にはまらないクリエイションが、これまでもずっと時代を作ってきたから。美術とか、工芸とか、メディアアートとか、狭い文脈の中で堅苦しく考えたものではない創作に、出会えるのを心から楽しみにしています!

 

PROFILE

東京芸術大学大学院美術研究科、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート現代美術キュレーティングコース修了。
熊本市現代美術館など公立美術館での12年の勤務を経て、2013年に独立。2017年から十和田市現代美術館の学芸統括としても活動。
近年の主な展覧会に「Enfance/こども時代」(パレ・ド・トーキョー、パリ、2018)、「毛利悠子:ただし抵抗はあるものとする」(十和田市現代美術館、十和田、2018)、「茨城県北芸術祭」(茨城県、2016)、「スペクトラム」(スパイラル、東京、2015)など。

 


 

 

倉本美津留

放送作家

 

アートはなんでもあり! 固定観念をかなぐり捨てて、自分にしか生み出せない作品で勝負してください。誰も観たことのないものでびっくりさせられるのを楽しみにしています。

 

PROFILE

「ダウンタウンDX」「M-1グランプリ」「浦沢直樹の漫勉」「アー!!ット叫ぶアート Ah!!rt」NHK Eテレの子ども番組「シャキーン!」など、数々のテレビ番組手がける。これまでの仕事に「ダウンタウンのごっつええ感じ」「伊東家の食卓」「たけしの万物創世記」「EXテレビ」他。著書に「ことば絵本 明日のカルタ」「倉本美津留の超国語辞典」。また、ミュージシャンとしても活動。

ニンポップ

 


 

栗栖良依

SLOW LABEL ディレクター

 

完成した作品を持ち込んで見てもらうのではなく、スパイラルのあの空間をどのように使ってどう魅せるか。既存のジャンルにとらわれない新しい表現に出会いたいです!

 

PROFILE
「日常における非日常」をテーマに、アートやデザインの領域に収まらない自由な発想で、異分野・異文化の人や地域を繋げ、新しい価値を創造するプロジェクトを多方面で展開。2008年より、過疎化の進む地域で住民参加型パフォーマンス作品を制作。2010年、骨肉腫を患ったことが きっかけで、右下肢機能全廃。障害福祉の世界と出会う。2011年より、スローレーベル ディレクター。ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014・2017 総合ディレクター。東京2020 開会式・閉会式 4式典総合プランニングチーム メンバー。

SLOW LABEL
ヨコハマ・パラトリエンナーレ


 

菅野薫

株式会社電通 CDC / Dentsu Lab Tokyo エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター/クリエーティブ・テクノロジスト

 

 

PROFILE

テクノロジーと表現を専門に幅広い業務に従事。「Sound of Honda /Ayrton Senna1989」「RoadMovies」「太田雄貴 Fencing Visualized」、「SAYONARA 国立競技場」、GINZA SIX「メインストリート編」、サントリー山崎蒸留所「YAMAZAKI MOMENTS」、BjörkやBrian EnoやPerfumeとの音楽プロジェクト等々活動は多岐に渡る。

Dentsu Lab Tokyo


山城大督

美術家・映像ディレクター

 

『時間』について考えてみる。時間は見えないが存在する。10秒を体験するには誰もが10秒の時間が必要で、それは平等に流れている。本当ににそうなのだろうか?2時間を10秒で体験したり、1秒を60秒で体験したりすることはできないのか?
10分という時間と空間を与えられたとせよ。身体、メディア、音、物質、空気、感情。この世界にある、あらゆる素材を縦横無尽に駆け巡らせ、時空を埋め尽くし響かせてほしい。そんな、あなたの『時間』を、わたしは見たい。

 

PROFILE
1983年大阪府生まれ。映像の時間概念を空間やプロジェクトへ応用し、その場でしか体験できない《時間》を作品として展開する。主な作品に、広島の住宅街を舞台に50人の少年少女が同時間帯に自宅のピアノを演奏するコンサート《Time flows to everyone at the same time.》(2010)や、名古屋の港まちで住民や環境と27個の約束を交わす《Fly Me To The TIME.》(2017)がある。2006年よりアーティスト・コレクティブ「Nadegata Instant Party(中崎透+山城大督+野田智子)」を結成し、「あいちトリエンナーレ2013」「瀬戸内国際芸術祭2016」など全国各地で作品を発表。主な展覧会に森美術館「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」。第18回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品受賞。

yamashiro daisuke
Nadegata Instant Party


 

大田佳栄

スパイラル チーフキュレーター

 

いよいよSICFも今年20回目の節目を迎えました。とともに、時代も大きく変わりました。これまでの常識が通らない、世代も立場も関係ない。そんな怒涛の未来を生きるクリエイターの皆さんが、SICFから羽ばたくことを祈りつつ、今年もまた新しい才能に出会えることを楽しみにしています。

 

PROFILE
一橋大学法学部卒、神戸大学大学院文学研究科西洋美術史学科修了。情報誌の編集者を経て、2001年株式会社ワコールアートセンター入社。2004年よりプロジェクトマネジャーとして館内外のアートプロジェクトに着手、現代美術を軸にした展覧会・フェスティバルのキュレーション、国際事業推進を担う。2012年より国際交流事業「Port Journeys」ディレクター、2016年よりチーフキュレーター、2018年国際事業推進室を開設。最近の主な仕事に スパイラル30周年事業記念展覧会「スペクトラム」(2015)、TOKYO ART FLOW00キュレーション(2016)、Lu Yang展「電磁脳神ーElectromagnetic Brainology」(2018)。

SPIRAL WEB
Port Journey Project
TOKYO ART FLOW 00