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SICF20 Winners Performance

2019年に開催したSICF20のパフォーマンス部門「PLAY」にて、グランプリ、特別賞、オーディエンス賞を受賞した3組によるパフォーマンスを、2021 年9 月11 日(土)・ 12 日(日)にスパイラルホールにて行ないます。

作品全体を貫く独自の世界観が注目される若手振付家、橋本ロマンス(SICF20 PLAY グランプリ)、身体性の強い作品を再演を重ねるごとに更新していくCo. Ruri Mito(SICF20 PLAY 特別賞)、母たちのしなやかな感受性と表現力が魅力のハハダン(SICF20 PLAY オーディエンス賞)の3組が共演します。三者三様の受賞者パフォーマンスを、ぜひ舞台で体感してください。

 

会期

2021年
9月11日(土)19:00開演
9月12日(日)15:00開演
*90 分程度の公演を予定しています。
*開演 1 時間前に受付開始/開場いたします。
*公演の様子は、jpSPIRAL にて9月下旬にオンラインにて公開予定です。

 

会場

スパイラルホール(スパイラル3F)

〒107-0062 東京都港区南青山5‐6‐23
アクセスについてはこちら

 

チケット取扱:Peatix
一般/前売 2,000円(税込)※全席自由
詳細はこちらからhttps://sicf20winnersperformance.peatix.com

 

出演

橋本ロマンス(SICF20 PLAY グランプリ)
Co.Ruri Mito(SICF20 PLAY 特別賞)
ハハダン(SICF20 PLAY オーディエンス賞)

 

プログラム

橋本ロマンス『パン (仮) 』(初演)
都市、止めどなく生成される焦燥感と怒り。行き場のないエネルギー。
この時代を正しくうつすフィルターは一体どれか。
若者という、ある生き物。その責任の所在と意思表明の場はどこか。
私たちは今まで一人きりで大切に育ててきた不安や孤独を、今日ここに持ち寄ってきている。
「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行こうとしているのか」
この命題に、2021年の答えを与える。

 

Co.Ruri Mito『 住処 』(再演)
繊細に複雑に繋がり解れ変化していく身体から紡ぎ出される物語。
誰そ彼(誰ですかあなたは)。わたしとあなたを結ぶ時間の流れ。
ねじれたり、からまったり、ほどけたり、つながったり。 

『住処』はカンパニーのレパートリーとして、2018年初演から東北ツアーやスタジオパフォーマンス等、再構築・再演を繰り返し進化し続けている作品。SICF受賞者公演に向けて、新たなメンバーの身体と向き合い、生み出されるものを探る。

 

 

ハハダン『 FLAG 』(初演)
コロナによって、ママ達を取り巻く環境は大きく変化しました。出産は1人で分娩台へ、児童館、公園の閉鎖と、人と触れ合う場を見失う様な状況でした。そんな中でもどうにかこうにか子育てをしなければなりません。母達は知恵を絞り、柔軟にコロナ禍を生きています。目の前の子供と、取り巻く社会に翻弄されながら、しなやかにそして軽やかに、力強く生き進む母達に、新しい時代の幕開けを感じます。全ての母にエールを。

 


出演者インタビュー

 

SICF Creators File :三東瑠璃 (Ruri Mito) ー Co.Ruri Mitoー SICF20 PLAY Audience Award

SICF Creators File :加藤弥生 (Yayoi Kato) ー ハハダン ー SICF20 PLAY Audience Award

 

 

お問い合わせ:03-3498-1171(スパイラル代表)

主催 : 株式会社ワコールアートセンター
企画制作 : スパイラル
グラフィックデザイン:金田遼平(YES Inc.)

 

文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業

スパイラルでは、新型コロナウイルス感染防止策を徹底し主催公演を行ないます。ご来場に際して、以下のご協力をお願いいたします。
■ご体調がすぐれない時や発熱のある場合などは、ご来場をお控えください。
■マスク着用をお願いします。
■ご来場の際は検温とアルコール消毒にご協力ください。
■開演直前はロビーが混み合いますので、お時間には余裕をもってご来場ください。

新型コロナウイルスの感染症対策に伴い、運営方法等が変更になる可能性があります。最新情報は、SICF webページにて事前にご確認ください。


アーティストプロフィール

橋本ロマンス
(SICF20 PLAY グランプリ)

 

コンセプチュアルな手法を用いながらも、ポップ/ストリートカルチャーの要素を取り込むことでアートファン以外にも訴える魅力を持つ同時代性の高いパフォーマンスを制作する。作品を構成する全要素に一貫した美意識とヴィジュアル、様々な文脈を分解しコラージュの如く再構築することで作品テーマを多面的に分析し、新たな仮定を提示するスタイルが特徴。
SICF20 PLAY グランプリ(2019)、横浜ダンスコレクション2020最優秀新人振付家賞(2020)受賞。https://www.instagram.com/roma_hashimoto/
©matron2021
Co. Ruri Mito
(SICF20 PLAY 特別賞)

 

三東瑠璃主宰のダンスカンパニー。個々の身体の特徴を深く探求しながら時間をかけて質の高い作品の創作を目指している。『みづうみ』(2017年)、『住処』(2018年)、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)とのコラボレーション作品「MeMe」(2019年)を発表。

代表・三東は2020年発表の『Where we were born』(初演:シアタートラム)で文化庁芸術祭新人賞を受賞。2021年6月公開石川慶監督映画『Arc』で振付を担当。2020年度より公益財団法人セゾン文化財団フェローII。

http://rurimito.com/
https://twitter.com/co_rurimito
https://www.instagram.com/co.rurimito/

ハハダン
(SICF20 PLAY オーディエンス賞)

 

主宰 加藤弥生。20代の頃より国内外のダンスカンパニーに多数参加。出産を機に、「ママの笑顔が見たいから、ママが自分である為に」をモットーに、産後ママへのエクササイズクラスを開催。
2018年、有志を募りハハダンを結成。YouTubeにて動画配信。チェロリスト ヨーヨー・マのMVに出演。2019年、SICF20 PLAY オーディエンス賞受賞。