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SICF21

SICF21 × Restaurant Bar CAY 「SICF CAFE」

 

SICF21開催に合わせて、Restaurant Bar CAYでは、過去にSICFに参加したクリエイターの作品の中から選りすぐりのコレクションを紹介する”SICF CAFE”を期間限定でオープンします。

SICF(スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)は若手作家の発掘・育成・支援を目的として2000年から開催しているアートフェスティバルです。

今回は、精緻な描写の絵画や光のインスタレーション、繊細な陶作品、ユーモア溢れる刺繍や切り絵など、SICFの特徴であるノンジャンルを象徴するかのようなバラエティに富んだ作品を展示します。食事を愉しみながら、個々の作品に紡がれる物語をご堪能ください。

 


■出展作家

クラークソン瑠璃(SICF14準グランプリ)
佐藤誠高(SICF8グランプリ)
じゅえき太郎(SICF16 オーディエンス賞)  ※受賞時のアーティスト名は関川こうじ
タナカマコト(SICF20グランプリ)
藤井秀全(SICF9グランプリ)
山本優美(SICF15グランプリ)

 

■開催概要
SICF21 × Restaurant Bar CAY
SICF CAFE

会期 : 2020.9.16 (wed)ー 30(wed)
営業時間 : 11:30-18:00 (Lunch L.O.17:00)

※9/16-18,22  11:30-16:00(L.O.15:00)

会場: Restaurant Bar CAY
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23(スパイラルB1F)<ACCESS>
TEL : 03-3498-5790

URL : http://aoyama-cay.com

入場無料

* レストラン内での開催となりますので、ご来場の際はお一人様1オーダーをお願い致します。
**SICF21の受付時にお渡しした「スパイラルご優待券」のご提示で、飲食代を20%OFFにさせていただきます。チケット(一般)ご購入者が対象です。

 

SICF CAFE 『FOOD』

■ビーフハンバーグ  ポルチーニとキノコのソース、ライス付き   ¥1,200(税込)
ポルチーニ茸と3種のキノコのトマトクリームソースで味わう、ビーフ100%使用のハンバーグ。(ライス大盛り無料)

■Cay特製 チキンカレー ¥1,100 (税込)
Cayオリジナルスパイスレシピで作った特製カレー(ライス大盛り無料)

■若鶏と野菜の具だくさんスープとバゲット ¥1,100 (税込)
鶏と野菜の旨味をふんだんに引き出した、身体に優しいヘルシーなスープ。

■じっくり煮込んだ ハッシュドビーフ ライス¥1,100(税込)
牛肉をデミグラスソースと赤ワインでじっくり煮込み、コク深く仕上げました。(ライス大盛り無料)

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ランチメニューのセットには本日のサラダとドリンクがつきます。
・ドリンクはコーヒーまたは紅茶(ICE or HOT)からお選びください。

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■SICF21 ☓ Restaurant Bar CAY オリジナル
4種の味覚が選べる「才能の樹」クレープ ¥980(税込)
ドリンクセット¥1,200 (税込)
トッピング:シャインマスカット、ピオーネ、ストロベリー、ブルーベリー、木苺、トマトのジャム、キウイソース、トロピカルソース、紫芋クリーム、パンプキンクリーム
ドリンクはコーヒーまたは紅茶(ICE or HOT)からお選びください。
*22日(火・祝)までの提供

 

 

SICF CAFE 『DRINK』

コーヒー(HOT/ICE)¥550

カフェラテ(HOT/ICE)¥650

カプチーノ(HOT/ICE)¥650

ヘーゼルナッツラテ(HOT/ICE)¥700

紅茶(HOT/ICE)¥550

ローズヒップハイビスカスティー(HOT)¥600

自家製レモンスカッシュ ¥600

自家製ジンジャーエール ¥600

ボトルビール(ハートランド 330ml)¥680

ワイン(赤・白)グラス各¥740

 ■ 出展作家プロフィール

 

クラークソン瑠璃 / Ruri Clarkson

ことばとフェミニズムの関わりをファンタスティカルで物語性の高い絵柄で描くアーティスト。刺繍は香港ではじめた。中国・東欧の刺繍、浮世絵に影響を受ける。刺繍は香港で始めた。 スパイラル、伊勢丹新宿店、H.P.France Usagi pour toiや米国のポートランドでの展示、また大手百貨店にイラストを提供する等、ポピュラーカルチャーと現代アート、ファッションでボーダーレスに活動。 2013年個展「悶悶WORDS―現代家族のことば刺繍」を開催。「婚活」など現代のキーワードを、だじゃれや連想をもとに刺繍した作品を発表する。同年、小学校一年生がなりたい職業ランキングをジャケットに縫った「DREAM JACKETS」をウサギ ・プゥ・トワ H.P.FRANCEで発表する。慶応義塾大学環境情報学部卒、SICF14準グランプリ等。 AIT(アーツ・イニシアティブ・トウキョウ)ゼミ修了。

作品:クラークソン瑠璃、「A Clean, Well-Lighted Place」(2015)、綿布、刺繍糸

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佐藤誠高 / Naritaka Satoh

1980 愛知県生まれ
2006 東京藝術大学美術学部デザイン科 卒業
2008 東京藝術大学美術学部デザイン科修士課程 修了
賞歴
2007 8th SICF グランプリ
2008 東京藝術大学修了制作買い上げ賞
2017 Independent Tokyo グランプリ

最近佐藤さんが作る作品が、超絶的な写実描写にあえて部分を絵具で塗りつぶすという選択を加え、見えなくなってしまった部分に対する想像の余地を作品に作り出しています。画面上のモデルの目は一様にマスクされており、感情や意見といった内面が出やすいパーツが覆われていることで、ミステリアスな印象を強めています。
見えない部分にこそリアルがあるという作家のコンセプトがそこには込められています。

作品:佐藤誠高、「横になる赤ん坊」(2007)、鉛筆、チャコールペンシル、アクリル

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じゅえき太郎 / Juekitaro

身近な虫や生き物をモチーフに様々な作品を制作する、じ
ゅえき太郎は、1988年東京生まれ、イラストレーター、画家、 漫画家として活躍しています。2015年にはSICF16(第16回 スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)にてオーディエンス賞を受賞、2016年には第19階岡本太郎現代芸術賞に入選しました。TwitterやInstagramのSNSでは、生き物をゆるく紹介する「ゆるふわ昆虫図鑑」が話題を呼び、総フォロワー数は約30万人を超え、著書に『ゆるふわ昆虫図鑑』(宝島社) 、『昆虫戯画びっくり雑学事典』(丸山宗利氏共著/大泉書店)、『ボクらはゆるく生きている』(KADOKAWA)など多数手がけています。
近年では、小学館の「図鑑NEO まどあけずかん むし」のイラストや、毎日小学生新聞、川崎フロンターレなどに漫画を連載し、活躍の場を広げています。 2017年からは「~ゆるふわカエルのスパイラル探検~」を手がけ、人気オンラインコンテンツとなっています。

作品:じゅえき太郎、「ゆるふわカエルのスパイラル探検」 (原画)、2017年5月~

Twitter

タナカマコト / tanaka macoto

1982年生まれ。2006年東京工芸大学芸術学部映像学科卒業。下書きなしのフリーハンドで切り絵を制作、レシートや書籍に印字された言葉を残しながら形を切り抜いたり、写真を切り抜くことで、媒体のもつ意味と切り抜かれた形を関連づける独自のスタイルで活躍する。
主な受賞に、「SICF20」EXHIBITIONグランプリ、「汐博2010」シオサイト賞。主な個展に、「切りひらひらく」(2020年、スパイラル、東京)、「変身-henshin-」(2018年、サンシャイン展望台 SKY CIRCUS、東京)。そのほか、ナオト・インティライミ《しおり》ミュージックビデオ制作(2018年)、ニトリTVコマーシャル(X’mas篇)制作(2014年)、MAJOLICA MAJORCA10周年記念スペシャルムービー制作(2013年)など、さまざまな場面で活躍の場を拡げている。

作品:タナカマコト、Spiral Paper 創刊号 アートワーク(原画)、2020
Photo : Saori Tao

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藤井秀全 / Hidemasa Fujii

作品 : 藤井秀全、「Stain #12 (mesh)」(2008)、LED、アクリルケース、ミクストメディア

山本優美 / Masami Yamamoto
1983年 大阪府生まれ
2009年 ベルギー国立ラ・カンブル高等視覚芸術学校 セラミックコース 修士課程修了
2016年 「コレクション展 1Nous ぬう」、金沢21世紀美術館、金沢
2015年 「個展 存在の感触」、ワコール本社エントランス、京都
2015年 「三宅砂織 山本優美 Why did I laugh tonight?」、Gallery OUT of PLACE、東京
2014年 「SICF15 グランプリアーティスト展 山本優美『うつしみ』」、スパイラル、青山
2013年 「ゲンビどこでも企画公募」、広島市現代美術館、広島

強い存在感と脆さをあわせもつ焼き物は、私達が「在る」という実存的な感覚と共鳴する記憶メディアであると考えている。本作は私の個人的な人間関係における同世代の女性たちにいくつかの質問に答えてもらい、思い入れのある衣類を借りて制作した。質問の内容は一見脈絡のないものに思われるかもしれないが、彼女たちの現実の私生活と無意識の世界を映し出している。彼女たちの身体の最も近くに在る親密な衣類を手作業で彫り、陶に記憶させることで孤独や哀歓を抱えた現代に生きる人々の姿、私達の存在に纏わる感覚を浮かび上がらせる。

作品:山本優美、存在の感触 -キャミソール(2015)、陶

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