EXHIBITION部門 審査員
金澤 韻|キュレーター
小金沢 智|キュレーター/東北芸術工科大学准教授
山城 大督|美術家・映像作家
山田 紗子|建築家
加藤 育子|スパイラル キュレーター
MARKET部門 審査員
藤原 大|DDI 代表/デザイナー、クリエイティブディレクター、美術家
※MARKET部門の審査員は決定次第、随時更新します。
EXHIBITION部門 審査員

金澤 韻
キュレーター
今年もSICFの審査に携われることを、とても光栄に思っています。SICFは、ジャンルや前提を超える表現のための、とても刺激的なプラットフォームです。完成度だけでなく、そこに至る視点や問いの立て方、そして鑑賞者にどう届かせようとしているのかが、表現の必然性として立ち上がってきます。「これはいったい何だろう?」と驚かされる作品との出会いを、今回も楽しみにしています。
PROFILE
公立美術館勤務後、2013年よりインディペンデント・キュレーターとして活動。メディアアート、漫画、地域とアート、障害とアートなど既存の美術の枠を超える領域を扱い、時代・社会と共に変容する人々の認識を捉えようとする企画を国内外で行う。京都芸術大学(ICA京都)特任准教授。株式会社コダマシーン共同代表。

Photo: YOSHIE Atsushi
小金沢 智
キュレーター/東北芸術工科大学准教授
私は展覧会という現場が好きです。キュレーションの際いつも気にかけているのは、空間をどのように構成すれば、鑑賞者がその作品との出会いをよりよいものにすることができるのかということ。考えうる最もよいかたちで、唯一無二の作品との出会いをはたしてもらいたいと思っています。ですので、SICFでも、作品はもちろん、そのうつわとしての空間に対する作者の目つき、手つきにも注目しています。拝見するのを楽しみにしています。
PROFILE
1982年、群馬県生まれ。2008年、明治学院大学大学院文学研究科芸術学専攻博士前期課程修了。専門は日本近現代美術史、キュレーション。世田谷美術館、太田市美術館・図書館の学芸員を経て現職。「現在」の表現をベースに据えながら、ジャンルや歴史を横断するキュレーションによって、表現の生まれる土地や時代を展覧会という場を通して視覚化することを試みている。編著に、『歌は待っている 風と土と「ひとひのうた」と』(モ・クシュラ、2025年)。

山城 大督
美術家・映像作家
審査において私が重要視するのは、SICFの限られた展示空間の中で「鑑賞者が何を体験をし、どのように思考するのか」を作家が緻密に設計しているかどうかです。一方、スパイラルホールの立地や、開催時期、SICFの成り立ちや文脈を意識してほしいです。技術やコンセプトや想いだけが先行していないか、何度も再考することで高精度の作品が生まれます。世代や国籍や時代を越える普遍的なテーマを持った作品に出会うのを楽しみにしています。
PROFILE
映像の時間概念を空間やプロジェクトへ応用し、その場でしか体験できない〈時間〉を作品として展開する。2006年よりアーティスト・コレクティヴ「Nadegata Instant Party」を結成し、全国各地で作品を発表。また、山口情報芸術センター [YCAM] にてエデュケーターとして、オリジナルワークショップの開発・実施や、教育普及プログラムを多数プロデュース。京都芸術大学大学院准教授。Twelve Inc.代表取締役。第23回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品受賞。

©Fujii Yui
山田 紗子
建築家
大学生の頃、ドキドキしながら見ていたSICFの展示を審査員として初めて参加させていただきます。見ている私たちの想像力に訴えかけ、さまざまな議論がおこるような力のある作品を楽しみにしています。
PROFILE
1984年東京都生まれ。大学在学時にランドスケープデザインを学び、藤本壮介建築設計事務所で設計スタッフとして勤務の後、東京芸術大学大学院に進学。現在、山田紗子建築設計事務所代表。主な受賞に、第三回日本建築設計学会賞大賞、第三十六回吉岡賞、Under 35 Architects exhibition 2020 Gold Medal、第三回小嶋一浩賞など。

加藤 育子
スパイラル キュレーター
作品はアトリエで完成するのではなく、見る人・体験する人がいてこそ、「作品」として生きていくことができます。描きためた作品を発表したい、作品をつくるきっかけが欲しい、いろんな人の意見を聞きたい、作品を販売したい、他のアーティストと交流したい、グランプリを獲りたい、新しい仕事を開拓したい・・・。いろんな思いをSICFのブースに詰め込んで、作品を世界に開いていきましょう。ジャンルも、年齢も、キャリアも制限のない、SICFならではのチャレンジを今年も期待しています。
PROFILE
東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了後、スパイラル/株式会社ワコールアートセンター入社。ギャラリー担当ならびに同チーフ・キュレーター等を経て、現在アート事業部 部長・キュレーター。現代美術のキュレーションを軸に、スパイラルが発信するアートの責任者として、各種プログラムやコンテンツの企画管理・ブランディングを行う。主な展覧会に 「棚田康司展『◯と一』」(2011)、「小金沢健人展『煙のゆくえ』」(2016)、「すがたかたちー『らしさ』とわたしの想像力」(2017)、「まつり、まつる」(2018)、「うたう命、うねる心」(2019)など。企画・ディレクション業務に、スパイラル25周年企画「en」(2010)、複合ショップ「MINA-TO」、エデュケーションプログラム「Spiral Schole」など。





