白本由佳｜アートディレクター、グラフィックデザイナー
鈴木啓太｜PRODUCT DESIGN CENTER代表、デザイナー、クリエイティブディレクター
藤原 大｜DDI 代表／デザイナー、クリエイティブディレクター、美術家
西村直子｜スパイラル 販売部 商品課 課長 統括バイヤー
白本由佳
アートディレクター、グラフィックデザイナー
すでにさまざまなデザインや商品が世の中には溢れてはいますが、社会の環境や意識の変化に伴い様々な新しい視点、価値、美意識などがどんどん生まれてきていると思います。 日々の生活の中に潜んでいるクリエイティビティがクリエイターの皆さまの手によってどのように表現され形になるのかを楽しみにしています。
PROFILE
静岡県出身。株式会社新村デザイン事務所、株式会社ドラフト、POSTALCOを経て、独立。その後、株式会社SHIRO 設立。 2020年より女子美術大学非常勤講師としてパッケージデザインの授業を担当。 グラフィックデザインを中心に、パッケージ、CI、装丁、グッズ、広告などを手掛けている。2児の母。 受賞歴：東京ADC賞、JAGDA新人賞、パッケージデザインコンテスト銀賞 など。著書 : 配色BOOK 色×イメージで見つける理想の配色
鈴木啓太
PRODUCT DESIGN CENTER代表、デザイナー、クリエイティブディレクター
昨年に続き、今年もSICFの審査員として参加できることを大変光栄に思います。昨年の審査を通じて、SICFが多様な才能に対し数多くの機会を提供していることが印象に残りました。特にMARKET部門では、作品の独自性と、その背後にある作者のメッセージが観客にどのように伝わっているかに注目し、審査を進めました。今年も、皆様の情熱溢れる作品と、新たな才能との出会いを心から楽しみにしています。
PROFILE
1982年愛知生まれ。多摩美術大学卒業後、NEC、イワサキデザインスタジオを経て、2012年に「プロダクトデザインセンター」設立。2022年より東京藝術大学講師を務め、日用品から鉄道車両まで多岐にわたるプロジェクトを手がける。「人」と「物」の対話をデザインの核心に位置づけ、人々の暮らしを豊かにする機能と美意識を融合させたアプローチで、物と文化の歴史を独自の哲学で形作っている。
藤原 大
DDI 代表／デザイナー、クリエイティブディレクター、美術家
スパイラルは、何か新しいことを発見するために世界中から多くの人が訪れるのを楽しみにしたくなる日本を代表する場。私も良く立ち寄ります。 さて、今回、こんな世界の人々をワクワクさせる創作を募集します。 実は、この「ワクワク」の中には、秘密があるんです。それは、継続的な生産性、独自性ある造形力、人のこころに触れる機能性といった、新たな価値がまるで「暗号」のように隠されているのです。 あなたの作品を春のスパイラルで待っています。
PROFILE
2008年クリエイティブ事業のための法人事務所（DDI代表）を湘南に設立。 コーポレイト（企業）、アカデミー（教育）、リージョン（地域）の3領域における現代社会への多彩な創作活動は、世界的に広く知られている。 毎日デザイン賞、グッドデザイン大賞、if Design Award、ニューヨーク近代美術館常設コレクション、アート・バーゼル・マイアミ・ビーチ（米国）や、ハーバード大学（米国）、アルヴァ・アアルト・デザイン・セミナー（フィンランド）、ロモノーソフモスクワ州立大学（ロシア）、英国王立美術大学（イギリス）、メルボルン大学（オーストラリア）、ArtEZ芸術専門学校（オランダ）で講演、ワークショップ、他。
西村直子
スパイラル 販売部 商品課 課長 統括バイヤー
2000年から開催しているアートフェスティバル「SICF」のマーケット部門は今回で4回目を迎えます。来場者数も回を追うごとに増えており、規模が広がってきていることを感じます。 マーケット部門においてのポイントは、手がけた作品がだれかの日々の生活をつくり彩っていく、その喜びと覚悟を持っているか、ということではと感じています。 そして私は、そのことをとても尊いことだと思っています。 同じ志を持った方々との出会いを、今回も心から楽しみにしています。
PROFILE
アパレルメーカー、インテリアショップ勤務を経て、2004年株式会社ワコールアートセンター入社。スパイラルマーケットのテーブルウェアのバイヤー、全店舗を統括するチーフバイヤーを経て、2021年より現職。ヨーロッパを中心とした海外バイイングのほか、日本の産地と協業しオリジナル商品を企画開発するなどスパイラルマーケットの主要なMD業務に携わる。若手作家対象のものづくりについての講義を行なうなどのクリエイター支援活動にも従事。主な企画に、ものづくりにスポットをあてた展覧会「つくりて×えがきて＝プロダクトの生まれかた展」（2012年）。