SICFに出展したクリエーターの展覧会、

JUNE 01,2026
MATSURI INORU
Spiral Garden(新丸ビル 4F)
Spiral Garden 新丸ビルでは、「 MATSURI INORU 」を開催します。
古来より、人々は平穏を願い、あるいは災厄を遠ざけるために、“まつり”や“いのり”という行為を通じて、目に見えない存在と向き合ってきました。それらは単なる儀式ではなく、人と自然、人と他者、人と見えない境界を結び直す営みでもあります。
本展では、現代を生きる3名の作家による作品を通して、祈りや祭祀の根底にある感覚を再考します。
河﨑海斗は、動植物や鉱物など自然界に宿る美しさに着目し、その繊細な魅力を鋳金の技術や現代の素材を通して表現しています。自然への畏敬と探究心から生まれる作品は、人々が古くから自然に神性を見出してきた感覚を、現代的に映し出します。
huumuuによる《縁起物》は、モチーフを鉛筆で描き、その理解をもとに布で立体にした作品です。
平面と立体、現実とイメージのあいだを行き来する制作を通して、「見ること」や「意味を与えること」そのものを問いかけます。縁起物は本作の中で、祈りの対象であると同時に、私たちの認識の揺らぎを映し出す存在として立ち上がります。
円山栞多による《関守犬》は、日本庭園の「関守石」の考え方をもとに、「犬」と「結ぶ」という行為を通して、境界という概念を視覚的に表現した作品です。日本文化に根ざした象徴性を受け継ぎながら、新たな造形として再構築された「結界の彫刻」となっています。
祭りや祈りが形を変えながら現代に息づくように、目に見えない感覚や関係性を静かに呼び起こす作品の数々を、この夏の“まつり”のようなひとときとして、ぜひお楽しみください。
会期:2026年6月8日(月) - 8月2日(日)
*11:00 – 21:00(平日・土曜)
*11:00 – 20:00(日曜・祝日)
*最終日のみ19:00まで
会場:Spiral Garden(新丸ビル 4F)
出展者(SICF出身作家):huumuu(SICF27 EXHIBITON部門 出展)、円山栞多(SICF27 EXHIBITON部門 出展)



